業績連動型賞与とは、賞与の支給額を経常利益などの業績にリンクさせるものである。
賞与の本来の性格は成果給・業績給であり、月次の賃金は、労働法規上、その減額には制限がある。
したがって、人件費の変動費化を図るには、基本給の何カ月分というように生活給的要素の強くなった賞与を、あらためて本来の位置づけに戻し業績とのリンクを明確にすることが必要である。
業績連動型賞与の構成は「固定部分]と「業績反映部分]とで構成している企業が多い。
賞与の性格からすると、すべてが業績反映ということになるが、生活給的な固定部分も現実には残っている。
原資算定のために用いる業績指標は「売上高]「営業利益」「経常利益」など多様であるが、
1.会社の実力を十分に反映している指標
2.従業員の働きぶりを反映している指標
の2つの考え方をもとにして決定されることが重要である。
賞与原資の算定期間については、半年単位と年単位の2通りが考えられる。
半年単位の場合は、直近の企業業績をタイムリーに賞与原資に反映させることができる。
年単位の場合は、企業決算が年単位で行われるため企業決算に直接リンクした形で賞与原資を決定できる。
|